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陽子線治療とは?

陽子線とは?

陽子とは原子核を構成する物質です。学校などで、物質を構成する最小の単位が原子と教わったかもしれません。その原子の構成物です。陽子ですので、マイナス極の電気を帯びている電子に対して、プラス極の電気を帯びています。
陽子を原子から電気を用いて分解して取り出し、加速して人体に照射します。これに対し、ガンマ線とは電磁波のことです。X線はガンマ線の一種です。電磁波であるガンマ線は人体の表面で最大のエネルギーとなり、病気の部分を突き抜けて体の外に出てしまいます。このため、健康な組織にも影響が出てしまします。これに対し陽子線は、質量をもった物質であるため、狙った深さで止めるということができます。
つまり、病気や個人の体調に合わせて照射することができ、健康な体には影響が少ないということです。

陽子線治療で何が変わり、何ができるのか?

陽子線が、狙った深さで人体に入ることは説明しました。そのため、ガン細胞だけを狙って照射することができます。
病気ではない組織に対して影響が少ないため、他の放射線治療よりも高いエネルギーの照射ができるので、より効果的な治療をすることができます。狙った照射は副作用の発生も抑制します。X線による治療では皮膚炎や脱毛、嘔吐などの副作用が現れやすいです。これらの副作用が発生しにくいことから、高齢者などの体力の少ない人にもすすめやすい治療法となっています。体の弱い人も受けられる治療法ですが、副作用がゼロというわけではありません。
最もでやすい副作用は、日焼けのような皮膚の症状です。また、他の放射線と同じく、その副作用の大小は個人差があるため、医師とのコミュニケーションが重要になってきます。


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